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実は関節が鳴る音は空気の破裂音なんです

こんにちは!

日に日に寒くなってきましたが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今回は関節が鳴る仕組みについてお話ししたいと思います。

 

指や首や腰をポキポキ鳴らす人がよく見かけますが

なんで関節が鳴るのでしょうか。

 

実はこの現象は人体の大きな謎のひとつだったそうです。

この謎を解き明かし、オンラインジャーナル「PLOS ONE」上で発表したのが

カナダのアルバータ大学でリハビリ医学を教える

グレッグ・カウチャック博士の研究グループと言われています。

 

まずは関節の構造として、関節が曲げたり伸ばしたりする度に

2つの骨がこすれたりぶつかったりすると痛みを感じ、骨も削られてしまいます。

これを防ぐために関節内に関節包という袋が存在し

その関節包内に関節液という液が存在し

クッションや潤滑油の役目をはたしてくれています。

その関節包には若干の空気が含まれています。

関節を曲げると、関節液内の空気が気泡となり弾けます

普通、関節内の気泡はどんどんまわりの血管に吸収されて大きくならないのですが

血行が悪くなると吸収が十分できなくなり、気泡が大きくなってしまいます。

コーラやシャンパンの栓を開けたときの「ポン」という音はこれと一緒だと言われています。

圧力の変化で関節内の順滑液が気化するときに「ポコッ」と音が出て

その音が骨に振動してポキッと聞こえるということです。

つまり、ポキポキなるのは骨自体がなっているわけではなく

関節液内の空気の気泡の破裂する音なんです

わかりやすい例えだと

プチプチをつぶしたらパチンと音が出るイメージです。

 

では、この音が出ると気持ちがいいのはなぜでしょう。

ポキッと鳴った際に生じた衝撃波が狭い関節内を乱反射して

気泡そのものを散り散りに小さくします。

それにより、大きな気泡があるせいで生まれていた

弾力的抵抗感が少なくなり、関節が動かしやすくなり

感覚的に気持ち良くなると言われております。

 

では、だったら、どんどん鳴らしてもいいかというとそうではありません。

あまり鳴らすと音が鳴った際に生じる強い衝撃波により

関節内部を損傷してしまう可能性があると言われております。

わざと関節を鳴らそうとして関節に無理な力をかける事も

関節にダメージを与えることになります。

 

又、不必要にバキバキすることよって、

関節を支えている靭帯や筋肉が必要以上にストレッチされ続け

関節の支えが弱くなります。

弱くなった関節には、骨の増殖、または変形(生体防衛反応)が起こります。

「指を鳴らすと太くなる」というのはここからきていると言われております。

 

更には関節を頻繁に鳴らしていると

骨棘が形成され、それが神経を圧迫されて痺れに繋がってしまう可能性もありますので

基本的に故意に関節を鳴らすことはオススメしません。

癖で鳴らしてしまう方もいらっしゃいますが

くれぐれも注意してください!

 

ちなみに当院では矯正をする際に関節が鳴ったりすることがありますが

必ずしも鳴ったから関節が動いたというわけではなく

関節を動かしたことに付随して音が鳴るので

矯正後は必ず左右差や歪みが整っているか確認をしていきます。

 

自分でストレッチをして関節は鳴ってしまったのはいいですが

故意に気持ちがいいから鳴らすのは

体に良くないので、特に癖づいている人は我慢が必要かもしれませんね。

 

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