さんまは秋の味覚として親しまれていますが、実は栄養価がとても高く、健康づくりに役立つ食材です。脂がのった旬のさんまには、体にうれしい成分がたっぷり含まれています。
■ 良質な脂「EPA・DHA」で生活習慣病予防
さんまの脂には、青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富です。
EPA:血液をサラサラにし、動脈硬化や心疾患の予防に役立つとされる
DHA:脳の健康維持、認知機能のサポートに関係する
これらは体内で作りにくいため、食事から摂れるさんまは貴重な存在です。
■ ビタミンB群で代謝アップ
さんまにはビタミンB2・B6・B12などのビタミンB群が豊富に含まれています。
これらのビタミンは、エネルギー代謝や疲労回復をサポートし、忙しい人の健康維持に役立ちます。
■ 骨や歯に必要なビタミンD
脂の多い魚に含まれるビタミンDも、さんまはしっかり含んでいます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の強化に欠かせない栄養素です。
■ 鉄分・亜鉛などのミネラルも豊富
貧血対策に役立つ鉄分や、免疫力維持に関わる亜鉛もバランス良く含まれています。成長期や疲れやすい人にもおすすめです。
・さんまを健康的に食べるコツ
塩焼きでシンプルに
余分な脂が落ち、栄養を活かしたまま食べられます。
焼きすぎに注意
EPAやDHAは熱に弱い部分もあるため、焼き過ぎずジューシーさを残すのがポイント。
大根おろしを添えると◎
消化を助け、脂の多いさんまもさっぱり食べられます。
さんまは、EPA・DHAをはじめとした良質な栄養が詰まった健康食材です。季節の味を楽しみながら、生活習慣病対策や体づくりに役立てることができます。旬の時期には積極的に取り入れたい魚のひとつです。
身体の内側からも健康習慣を作って行きましょう!

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