産後骨盤矯正
こんにちは!
ジェーズメディカル整体院です。
本日は、産後骨盤矯正についてお話をしていきます。
◆矯正開始時期
ベストは2~3か月です
産後1カ月は出産により体の全身状態が不安定になりやすいです。
また後述するリラキシンというホルモンの影響で産後すぐは骨盤周囲の靭帯が不安定になりやすいです。
2~3ヶ月くらいになると靭帯の固さが戻り始めてくるので、その期間がベストです。
ただあくまでこれは目安なので、お医者さんと体調のことなどを相談しながら矯正を開始するのが最適です。
◆リラキシン
産後骨盤矯正に関して関係するものとして挙げられます。
リラキシン(relaxin) とはペプチドホルモンの一種で【子宮弛緩因子】と呼ばれています。
簡単に言えば、【リラキシン】とは、生まれる頃には10CMぐらいの頭になっている赤ちゃんが、ちゃんと産道を通り抜けられるように、周りの靭帯を緩める作用のあるホルモンです。主に「ヒト」の恥骨結合(下記図の一番下の真ん中:恥骨がポイントしている赤い○の左下の部分)を緩めると言われています。
◆骨盤を構成する骨は? リラキシンはいつでるの?
リラキシン がでるのは
○妊娠3か月~産後2-3日
○月経前
と言われています。
月経前は個人差はありますがほとんどの方は分泌量は少ないです。
妊娠ー出産の際には長期間、多くのリラキシンが分泌されています。
◆リラキシンの影響は?
簡単に言えば、リラキシンは【恥骨結合】のまわりだけではなく、体中の靭帯を緩める作用があります。
靭帯(じんたい)とは、骨格の各部分をつなぎ、関節の運動を滑らかにしたり制限したりする、強い弾力性のある線維性の組織です。
特に骨盤の周りに多くの靭帯が集中しています。
靭帯は体中に存在するため、体中の靭帯が緩んでくると、筋肉や関節への負担が大きくなり腰や肩などに痛みを発することが多くなります。
また最近では、骨盤の一番底にあって骨盤を支えている「骨盤底筋」という筋肉がはじめから弱っている方が多いとと言われています。
弱っているうえに、【リラキシン】の作用によって、靭帯で支える力も落ちてしまいます。
また土台の骨盤が不安定なままだと、その上にある脊椎も不安定になり姿勢の歪みが起きやすいです。
そしてここで大事なのが、
妊娠前からある歪みは、土台の骨盤が不安定になり悪化しやすい
ということです。
元々猫背の方はより背中が丸くなりやすかったり、
それにより肩こりや腰痛などの症状がある方は、悪化しやすいです。
なので正直、妊娠前から正しい姿勢をしっかり作っていく事が、
産後の骨盤の歪みによる症状の早期改善につながります。
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